ゆるり、FINAL FANTASY 10-2 冒険日記

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準備ばっちり〜砕け散った一言



ユウナ「動き出した……」





準備万端のユウナたち。しかしそれはヴェグナガンも同じようです。





ヌージ「バラライもヴェグナガンも奴の支配下だ」



出た。ヌージさん、久々の登場です。




でもなんか、ヌージって聞くと

ノージとか、ヨージとか、言いたくなってくるのはわたしだけですか?



あと、ノーマ・ジーンとか……。(注:それはマリリン・モンローの本名です。)







ヌージさんには
ある策を用意しているらしいです。




バラライを撃って、
出てきたシューインの魂がヌージに憑依する。そして――




ヌージ「シューインと一緒に消える。体に仕掛けをしておいた」







仕掛けって……!






ヌージ「シューインごと蒸発だ」








蒸発って、アンタ……!!





それよりもゴーストバスターズ呼んだ方が良いんじゃないの?

せめて霊媒士とかさ、ユウナの異界送り……じゃなくって、ほら。

進化形の強制異界送りとかさ。










パイン「あんたが……船長だろ?」







ヌージ「……船長だからな」






きゅん……。




しばしの沈黙。




自爆ならともかく蒸発ってなんだよ! なんてツッコミを心に秘めつつも、



この沈黙に、第3者のわたしも心がアイタタタ。








ユウナ「……納得しないで。却下です」





沈黙を破ったのはユウナでした。




ユウナ「ヌージさんの作戦は、却下です。だって2年前の私たちと変わらないから……。

あの時わたしたちは、一緒に戦ってきた召喚獣たちを自分の手で倒した」





そう、あの時……。




ユウナはあの時、一番狩っていたなぁ……。(なぜかユウナが一番強くなってた)





ユウナ「スピラを救う方法はそれしかなかったから……。

大事な仲間が目の前で消えていく……。どんな気分か分かる?

こうするしかなかった。どうにもならなかった。

納得して、我慢して、覚悟して受け入れるって決めていた。

逃げたり、目を背けたり、絶対にしないって思ってた。だけど……







嗚呼……。




母の包丁の音がこんなに高くなければ、目元を滲ませていたかもしれないのに……。
(ゲーム時間大幅経過中)







ユウナ「みんなは誉めてくれたんだ。頑張った、すごい、よくやったって。

そう、数え切れないほどの笑顔。わたしもつられて笑顔になる……。

でも、振り返ると……。

いるはずの人たちがいない。
一緒に喜びたかった人がいないの










い、痛ぃ。





ティーダだね、ティーダさんのことを言っているのだね?











ジェクトの霊「しかたねぇって」





え、なに急に!?(゚ロ゚|||







ユウナはそのまま続けました。





ユウナ「うん、しかたない。どんなこともしかたがない。

おまじないみたいに何度も何度も繰り返すんだ。

でも全然効かないんだよ。唱えても唱えても……後悔だけ……」







ユ、ユウナさん……。(ほろり)







ジェクトの霊「ユウナちゃん、すまねぇ」






って、またデスカ!?






……止んだ……。







そう言えばそうか、
ここは異界でしたね。んじゃぁここらへんにはウヨウヨといるわけですね。





でもなんか、突然のジェクトさんの姿なき登場に、
嬉しさ少し悲しみ少し

そして大いなる違和感を感じるのはわたしだけでしょうか?





ユウナ「誰かが死ぬとか、いなくなるとか、最初から決まってる戦いは嫌なんだ。

ヌージさんが本気だってことはよく分かりました。その心意気をわたしに預けて







この、長いユウナのセリフ。

本当はもっと短くして載せたかったんですが、





一言一言があまりにも心に残って……。



ほとんど短縮できませんでした。





この、かつて召喚士として世界を旅していた頃の彼女の弱さが、






今、強さに変えたその成長ぶりを感じずにいられません。







さて、一体ヌージの反応は……?














ヌージ「ふん」







ふんって、おまいさん……!











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