雨と一緒に、体・育・祭♪(後編)
思い出TOP







午後は得点板のほうへダッシュ☆





よーし、思いっきり頑張るぞ☆









そんな、やる気満々のわたしの背後





なにやら嫌な気配がする









振り向くと







そこにはなんと、









数千を超えるウジ虫カーニバル









湿っぽいせいもあってか、塀の向こうの
森林の住人さんたち







みんなでギッシリ仲良くウジウジしていらっしゃいます。







しかも手すりのところです。













あ、危ねー!!(ギリギリ触るとこだった)









そこへ何も知らない1年生たちが手すりのほうへ、











背を預け……













いやぁぁぁぁぁぁ!!!!













先生がとっさに駆け出して、一年生を手すりから引き剥がす







わけがわからず首をかしげる1年生2人。







そのうちの1人の背中には
既に森の小さな住人さんたちが。









一年女子「きゃ―――――!!!」







背中についたウジ虫のカーニバルを発見した無被害の1年女子が叫ぶ。





被害者一年女子「えっ、なに、何!?」





先生が思いっきり彼女の背中をはたく











地に落ちても尚、
クネクネの小さな住人さんたち











被害者一年女子「や、や、いや――!!」







うっわぁ、気づいちゃったよ







知らぬが仏って、こういうことなんだろうなぁ……








もうこのまま心臓発作か何かで
逝ってしまわれそうな1年生







「だ、大丈夫だよ、何にもなってないから(笑)」







思いっきり作り笑顔で声をかけるわたし







「ゆ……夢…?」







「そう、夢w」







うっわぁ、この子、
両目に涙が溜まってるよ!!







「もう全然大丈夫だからw それよりもほら、そっちのほう(ウジ虫いないところ)に行って競技見ようねw」







「夢……だったの? よ、よかったぁ……(微笑み)」












ダメだ、この子イッちゃってるかも!







「夢だったのかぁ、あはは(笑)」



「あ、ありがとうございますっ」







「いや、全然気にしないでくださいな、だって
夢だもんねw







何とか場が和む。





微笑みながらも、1年生2人は、そっと足元に落ちている
森の住人さんたちを見……









見るな見るな見るな!!!(汗)




















そんなこんなで過ぎた午後。





得点ずっとやってたからなんだかヒマでした。





関係者以外立ち入り禁止なのに、
生徒がバンバン入ってくるし。







同学年の男子「なぁ、この点、変えちゃおっか?(笑)」











やめてくださいね。(笑顔)






















雨のため、結局優勝などは後日放送で伝えることに。







本当はそんなこと関係なくって、
本部のパソコンデーターがパニクっただけなんだけどね(ぼそり)






帰るころには雨は止み、毎度お馴染み
マリィさんと帰りました。







帰る途中は











道路にカラス
つぶれてるのを目撃したり







国語のS先生チャリで帰るのを目撃したり







バスが満員だったので
酸素足りなかったり











まぁいろいろありましたが、







家に帰って夜になって、布団に潜り込んだわたしの頭の中では











友達と楽しく過ごした時間や、



パニックになりながらも仕事をこなせた充実感や



競技を頑張った達成感や



想い人と話したことなど
よりも







背後で蠢いていた
森の小さな住人さんたちのしなやかな動きが忘れられないのでした。











まぁ、森の小さな住人さんたちとかって綺麗に表現しているけれども















所詮数千匹のウジ虫だよね







思い出TOPへ

Copyright (C) 2002-2004 AISHU-SIRONEKO RIN , All rights reserved.