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エンディング(前半)



ソラ「カイリ!」



カイリ「ソラ!」








駆け寄るソラ、手を伸ばし合う2人。



繋がる手……。








しかし、カイリのいる場所と、ソラのいる場所の間に
亀裂が入り始める。



繋がれている手も、どんどん離れかけていく……。















スクウェアさんヤメテ! 2人を引き離さないで……(涙)















そんな中、ソラは強く言った。











ソラ「カイリ、俺はいつでもそばにいるよ。これからも、ずっと。

いつか必ず……、
必ず帰るから!





カイリ「約束だよ?」







パシィッ(手と手が離れた音)







「どんな〜時だって ずっと〜2人で〜♪」















って、そんな――――!!(涙)











離れていく2人。





流れる宇多田さんの「
」。











って、嗚呼ヤメテ―――!!









「そばにいるから〜♪」









今まさに離れていってるのに、ソンナ酷いよ―――!!(マジ泣き)











離れていく、遠ざかっていくソラ。









それでも
「カイリ!!」と呼び続ける。











その姿があまりにも
哀れで、哀れで……。













もう、FF10みたいなシメじゃなくたってイイじゃん!!










ついにソラの姿が見えなくなってしまった。





」が流れる中、カイリはふと空を見上げる。








空からは、闇に飲まれて消えていったはずの星が、



空一面から輝き舞い降りる。









そう、これぞまさに空から降る一億の星









カイリのいる場所が、徐々に島の形を成していく。





それはかつて空、陸、海里 
ソラリクカイリが暮らしていた星、





デスティニーアイランドそのものだった。

















一気にヤシの木が無数に飛び出し、
緑が増え海が現れ、かつてのその平和な島が形を成した。







そう、キングダムハーツを閉めたので闇が消え、

闇に飲みこまれたはずの島が戻ったのです










いやぁぁぁ。すっごい綺麗。










そんな中、カイリはすっと目を閉じ、心の中で小さく言う。









カイリの心「うん、届いてるよ。ソラの気持ち。忘れないよ……」
















カイリはそのまま例の秘密の場所に行く。



洞窟の壁には、かつて3人で描いたラクガキがたくさん残っている。











その中に、
以前ソラが描いたラクガキがあった。



カイリはちょっと不思議そうにその絵を見る。







―――それはかつて、ソラとカイリが描きあったお互いの顔の場所。





ソラはそれに、
自分の手から、パオプの実をカイリに渡している絵を付け足したものだった。











それを描き、にぃっと笑うソラのシーンが、幻となって現れ消えた。





にこっと笑うカイリの大きな目から、一筋の涙が流れた。










そして一瞬。ほんの一瞬だけ、その絵が再び写った。





いつの間に、
カイリの手からパオプの実がソラに渡している絵が付け加えられていた。



そう、カイリが付け足したものだ。





「その実を食べさせあったふたりは、必ず結ばれる。

どんなに離れていても、いつか必ず―――」





そんなはかない願いが込められたものとなった。








<スタッフロール>








って、ちょっとマッテッテ……!!(混乱)






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